経団連が「民間の力」でシンポ 持続可能な開発目標の達成に

15日、ニューヨークで開かれたシンポジウムで演説するUNDPのシュタイナー総裁(共同)

 【ニューヨーク共同】国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に民間企業がどう関わるかをテーマにしたシンポジウムが15日、ニューヨークで開かれ、資金面での貢献を促す仕組みづくりなどが話し合われた。近年、SDGsへの取り組みを本格化させている経団連と国連開発計画(UNDP)が共催した。

 UNDPのシュタイナー総裁は、国連が掲げる通り2030年までにSDGsを達成するには「(各国政府が拠出する)公的資金だけでは足りない」と強調。民間の投資を呼び込むなど「新しいアイデアを取り入れて経済の変革につなげる必要がある」と訴えた。


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