2019年7月10日 05:00 | 有料記事
6月最後となった土曜日の正午前、小雨が交じる茂原市中心部の商店街。シャッターを下ろしたままの店が目立ち、人影はまばらだった。
JR茂原駅から市役所方面に向かう通りにある榎町商店街で、白井宗一郎さん(71)は父親の代から続くお茶店を経営している。約20年にわたり商店街振興組合の理事長も務めてきたが、商店の数は減る一方だという。最盛期には120店あったが、「今 ・・・
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