聖火を絆つなぐリレーに、宮城 石巻の中学校で授業

2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの意義を学ぶ特別授業で、トーチを手に取る渡波中学校の生徒。右は元五輪マラソン選手の千葉真子さん=27日午後、宮城県石巻市

 2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの意義を学ぶ特別授業が27日、宮城県石巻市立渡波中学校であった。2年生約70人が聖火ランナーの理想像を考え「リレーで絆をつなぐ」などと発表。大会の機運を盛り上げた。五輪の聖火リレーは来年6月、同市を通過する。

 大会組織委員会の主催。会場の体育館で教諭が冒頭、東日本大震災で被害を受けた宮城県から「元気を届ける」とする聖火リレーの理念を説明した。

 生徒の発表を受け、ゲストの元五輪マラソン選手千葉真子さん(42)らが講評。本物のトーチも登場した。


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