2019年6月27日 17:27 | 無料公開
【上海共同】米ブルームバーグ通信は27日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の複数の従業員が、人工知能(AI)などの分野で中国軍関係者と過去10年にわたって協力していたと報じた。安全保障上の脅威を理由にした米トランプ政権による同社排除の動きが一層強まる可能性がある。
インターネット上の論文データベースで、同社従業員と軍関係者によるAIや無線通信などの共同研究が10件確認されたという。
ファーウェイは報道を受け「中国軍の研究開発組織と協力していることはない」との声明を発表。「従業員が個人として学術論文を発表していることには関知していない」とした。