2019年6月27日 12:40 | 無料公開
日産自動車が27日開示した2019年3月期の有価証券報告書によると、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された前会長カルロス・ゴーン被告の18年度の役員報酬は16億5200万円だった。昨年11月の逮捕後、業務を行わなかったため、17年度の28億6900万円(うち金銭報酬は24億9100万円)から大幅減額となった。
18年度報酬の大半は基本年俸が占め、昨年11月までの会長職分4億1千万円がすでに支払われた。その後の取締役報酬など12億3700万円は支払いが繰り延べられている。日産の株価に連動して支払われる報酬はなかった。