2019年6月26日 18:37 | 無料公開
IT企業の業界団体の日本IT団体連盟は26日、個人情報データを預かって民間企業などへ提供する「情報銀行」に、三井住友信託銀行とイオン子会社のフェリカポケットマーケティング(東京)を初めて認定したと発表した。ほかにも複数から申請があり、認定される企業は今後増える見通しだ。
両社は購買や移動といった個人情報の預託を受け、データを管理。個人が希望する条件に沿って企業や行政に情報を販売する。個人は提供の見返りとして、企業側から特典などを得られる。
ただ米国のグーグルやアマゾン・コムといった巨大IT企業と比べ、大量の個人情報を集めることは難しい。