東証、午前終値2万1278円 一進一退、中東情勢や円高警戒

 週明け24日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前週末終値を挟み、一進一退で推移した。朝方は中東情勢の悪化や円高傾向を警戒した売り注文が先行したが、アジア株の堅調な値動きを好感した買い注文で一時は上昇に転じた。

 午前終値は前週末終値比19円91銭高の2万1278円55銭。東証株価指数(TOPIX)は0・34ポイント高の1546・24。

 トランプ米大統領がイランへ大規模な追加制裁を科すと表明したことで、国際政治情勢の緊張に対する懸念が続いた。外国為替市場の円相場が1ドル=107円台前半と高値圏で推移し、企業業績の悪化観測も株式相場の重荷となった。


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