地震で田んぼに泥や液状化も 山形で被害、収穫を懸念

 新潟県で最大震度6強を観測した地震で山形、新潟両県は20日、田んぼなど農地の被害確認を進めた。山形県鶴岡市では、泥水が流入したり、液状化したりした箇所があり、収穫への影響を懸念する声も上がっている。一方、新潟県村上市は、水田の被害は確認されなかったと明らかにした。

 鶴岡市の温海地区では、温海川沿いで土砂崩れがあり、せき止められた川からあふれた泥水が、近くの田んぼの一部に流れ込んだ。

 別の地区では田んぼ1カ所で液状化があり、幅2メートル、長さ15メートルの盛り上がりができた。


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