2019年6月19日 17:57 | 無料公開
19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比13銭円安ドル高の1ドル=108円38〜39銭。ユーロは26銭円高ユーロ安の1ユーロ=121円38〜42銭。
今月下旬の米中首脳会談で貿易摩擦の解消に向けて双方が歩み寄るとの期待感から、相対的に安全な資産とされる円を売って、ドルを買う動きが先行した。午後に入ってトルコや中東などの地政学リスクが意識されて、円が買い戻された。
市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めるまで投資家も一方向に動きにくい」(外為ブローカー)との声があった。