駅でAIが案内、実験第2弾 JR東日本、8月から首都圏で

JR東日本が実証実験で使用するAIを活用した案内システムのイメージ(日立製作所提供)

 JR東日本は18日、人工知能(AI)を活用した案内システムの大規模実証実験の第2弾を8月5日から11月10日の日程で実施すると発表した。前回実験で浮かんだ課題を生かして改良を進めたロボットやデジタルサイネージ(電子看板)が首都圏の計8駅に登場。2020年東京五輪・パラリンピックでの実用化に向け、対応力を磨く。

 JR東によると、昨年12月から約3カ月間にわたる前回実験では、利用客とシステムの間で延べ約30万回のやりとりがあった。その結果「周りの目が気になり、案内画面に話し掛けにくい」と感じる乗客が多いなどの問題点が判明した。


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