防衛省、秋田に配備「適地」伝達 地上イージス

イージス・アショアの影響調査結果について説明を受ける秋田県の佐竹敬久知事(右から4人目)ら=27日午後、秋田市

 原田憲治防衛副大臣は27日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡り、配備候補地の陸上自衛隊・新屋演習場(秋田市)を抱える秋田県の佐竹敬久知事らと県庁で会談した。昨年秋から進めていた周辺への影響調査で「問題ない」との結果が出たと報告。同演習場は「適地」との判断を伝え、理解を求めた。

 佐竹氏は「防衛省の資料をよく見た上で(市などと)協議していく。今後、要望することがあるかもしれない」と応じた。

 調査結果によると、イージス・アショアと同じ周波数帯の電波を出すレーダーを使って周辺への影響を調べたところ、人体に影響が出るレベルを下回った。


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