離婚の条件緩和、82%が賛成 アイルランドで国民投票

 【ロンドン共同】カトリック教徒が多数を占めるアイルランドで、憲法が定めた離婚条件の緩和の是非を問う国民投票が行われた。26日に発表された開票結果によると、賛成票が約82%、反対票が約18%で賛成派が圧勝した。地元メディアが伝えた。

 同国憲法は、過去5年間のうち少なくとも4年間別居している場合に限り離婚を認めてきた。政府は、別居期間を2年に短縮することなどを提案しており、今後具体案を議会に提示する。

 同国は1995年に、当時禁止されていた離婚の解禁の是非が国民投票で問われ、離婚解禁の賛成票が僅差で反対票を上回り離婚が認められるようになった。


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