イラン外相がイラク訪問 仲裁用意と国会議長

25日、イラクのバグダッドでサレハ大統領(右)と会談するイランのザリフ外相(ロイター=共同)

 【カイロ共同】イランのザリフ外相は25日、イラクの首都バグダッドを訪問し、アブドルマハディ首相と会談した。イラク首相府の発表などによると、緊張が高まる米イラン関係を巡り、制裁による損害や戦争の危機をどう回避するか協議した。

 イラクは米イラン両国と結び付きが深く、国営メディアによると、イラクのハルブシ国会議長は25日、「要請があればイラクは仲裁する用意がある」と表明。アブドルマハディ首相も21日、緊張緩和のため米イラン両国に特使を派遣すると発表している。

 ポンペオ米国務長官も今月7日、バグダッドを事前公表なしに訪問しアブドルマハディ首相らと会談した。


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