学校業務支援の新財団の名称決定 東教委、理事長に坂東真理子氏

 東京都教育委員会は24日、教員の負担軽減のため学校業務を支援する全国初の新財団の名称を「東京学校支援機構」とし、理事長に昭和女子大理事長の坂東真理子氏を選任したと発表した。小池百合子知事は同日の記者会見で、「教育の質の向上につながることを期待する」と述べた。

 東京学校支援機構は7月1日に設立し、来年度から業務を始める。部活動の指導員などを開拓、提供する「人材バンク」を設置。また、地域や保護者との法的トラブルを相談する窓口を置くほか、各学校の事務作業を集約して実施し、教員が授業に専念できる環境にする。


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