タイで摘発の15人に逮捕状 特殊詐欺関与か、近く移送

 タイ中部パタヤで3月、日本人の男15人が不法就労の疑いで現地警察に逮捕された事件で、特殊詐欺に関与したとして警視庁が詐欺容疑で15人の逮捕状を取ったことが20日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は近く捜査員を派遣し、24日にも日本へ移送する方針。

 捜査関係者によると、15人は3月、福井市に住む女性から有料サイトの未納料金名目で電子マネー計約30万円分をだまし取った疑いが持たれている。

 警視庁捜査2課は、都内で2月上旬から3月中旬にかけ、少なくとも8件、計約3千万円の被害が確認されたとして詐欺容疑で捜査していた。


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