韓国軍がドローン本格導入 攻撃や輸送、兵力減に対応

韓国・利川で公開された韓国陸軍のドローン操縦=16日(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国陸軍は19日までに、小型無人機ドローンを攻撃や偵察のほか、食料や弾薬の輸送などに活用する計画を本格化させた。韓国には徴兵制があるものの、少子化などの影響で陸軍の兵力は2018年の約46万人から25年には約36万人に削減されるため、先端技術を作戦能力の向上に活用し人員減に対応する狙いがある。

 陸軍は今月16日、京畿道利川でドローンを操縦する様子を初めて韓国メディアに公開。爆弾搭載型の攻撃用ドローンは、口径240ミリの放射砲(多連装ロケット砲)を積んだ車両に突っ込み爆破するとの想定で操縦された。複数の韓国紙は「自爆型ドローン」と報じた。


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