インド下院選、23日に開票へ 投票終了、政権に審判

19日、インド・コルカタの投票所で、投票のため並んだ「神の愛の宣教者会」の修道女ら(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】インド下院選(545議席)は19日、北部ウッタルプラデシュ州などで投票が行われた。これで4月11日から7回に分けて続いた投票が終了、23日に一斉に開票される。2014年の前回、過半数を得て政権を奪還し、経済成長の一方、格差や国民の分断といった問題も抱えるモディ首相の与党インド人民党政権への審判となる。

 モディ氏は17日の記者会見で「過半数を獲得した政権が5年の任期を終えてまたやって来ると信じている」と自信を示した。政権交代を目指す最大野党の国民会議派、ガンジー総裁も同日の記者会見で「十分な戦いができた。野党の役割を果たせた」と述べた。


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