2019年4月26日 08:59 | 無料公開
厚生労働省が26日発表した2018年度平均の有効求人倍率は1・62倍で前年度に比べ0・08ポイント上昇し過去2番目の高水準となった。同時に公表した今年3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・63倍だった。
総務省が26日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・2ポイント上昇の2・5%で、2カ月ぶりに悪化した。
有効求人倍率は、求職者1人当たりの求人数を示す。景気の回復傾向に伴う人手不足で、企業の採用意欲は高い。都道府県別で最も高いのが東京都と福井県の2・14倍、最も低いのは沖縄県の1・18倍だった。