18年度の求人倍率1・62倍 3月の失業率は悪化

 厚生労働省が26日発表した2018年度平均の有効求人倍率は1・62倍で前年度に比べ0・08ポイント上昇し過去2番目の高水準となった。同時に公表した今年3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・63倍だった。

 総務省が26日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0・2ポイント上昇の2・5%で、2カ月ぶりに悪化した。

 有効求人倍率は、求職者1人当たりの求人数を示す。景気の回復傾向に伴う人手不足で、企業の採用意欲は高い。都道府県別で最も高いのが東京都と福井県の2・14倍、最も低いのは沖縄県の1・18倍だった。


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