米ボーイング、13%減益 1〜3月期、墜落事故響く

米カリフォルニア州の空港に駐機するボーイング737MAX8=3月26日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングが24日発表した2019年1〜3月期決算は、墜落事故を起こした主力機種737の納入が減ったことで、純利益が13%減の21億4900万ドル(約2400億円)だった。

 エチオピアで3月に起きた737MAXの墜落事故を受け、ボーイングはMAXの納入を中断。各国がMAXの運航を停止した。コストも3月末までに約10億ドル増加し、業績に影を落とした。

 売上高は2%減の229億1700万ドルだった。MAXの運航再開時期などが不透明なため、2019年通期の業績見通しは示さず「今後発表する」とした。


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