気象庁3カ月予報、梅雨は遅めか 降水量、気温とも平年並み

神奈川県鎌倉市「明月院」のアジサイ=2018年6月

 気象庁は24日、5〜7月の3カ月予報を発表した。北日本から西日本にかけて降水量や気温はほぼ平年並み。梅雨前線の北上が平年より遅くなる見通しで、沖縄・奄美は降水量が平年並みか多く、気温も平年並みか高くなりそうだ。

 気象庁によると、エルニーニョ現象が夏にかけて続き、太平洋高気圧の張り出しがフィリピン方面で強くなる一方、日本付近で弱くなりそうだ。このため梅雨前線の北上が遅れ、沖縄・奄美で梅雨が長引く見通し。一方、東日本(関東甲信、北陸、東海)や西日本(近畿、中国、四国、九州)では平年より梅雨入りが遅くなる可能性がある。


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