NY原油、半年ぶり高値 66ドル台、イラン不安

 【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク原油先物相場は3営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の6月渡しが前日比0・75ドル高の1バレル=66・30ドルと、昨年10月以来約半年ぶりの高値で取引を終えた。

 米国によるイラン産原油の全面禁輸に伴う供給不安が、引き続き相場を押し上げた。サウジアラビアなど石油輸出国機構(OPEC)加盟国が、イランの供給減少分の埋め合わせで増産することに慎重との見方も買いにつながった。


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