2019年4月23日 09:23 | 無料公開
大火災に見舞われたノートルダム寺院を撮影する観光客ら=22日、パリ(共同)
【パリ共同】パリのノートルダム寺院(大聖堂)で起きた大火災から22日で1週間を迎えた。入場などは禁じられたままだが、被災した世界遺産を一目見ようと訪れる観光客や地元住民が絶えない。「また生まれ変わるさ」。人々からは早期再建を願う声が相次いだ。
寺院周辺はフェンスで囲まれて立ち入りできず、セーヌ川越しに寺院を望める橋の上などには人だかりができていた。川崎市から訪れていた会社員岩間俊浩さんは「大火災だったのに意外と建物が残っている」と驚いた様子。一方、フランスに留学中という娘の愛実さんは「尖塔がなくなって少し物足りない感じがする」と話していた。