2019年4月23日 08:57 | 無料公開
政府は23日、子どもが学校で死亡したりけがをしたりした際に見舞金を給付する「災害共済給付制度」の掛け金を引き上げる政令改正を閣議決定した。部活動中の事故などを理由に高校、高専で支払い実績が増えていることを受け、生徒1人当たりの掛け金(年間)を、高校では310円増の2150円、高専は50円増の1930円とする。小中学校では掛け金を据え置く。
見直しに伴い、給付内容も充実させる。死亡見舞金は200万円引き上げて3千万円に、けがなどへの障害見舞金も最大230万円増額し、上限を4千万円とする。
給付制度は日本スポーツ振興センターが運営している。