辞職勧告「15回」の市議落選 栃木・小山、セクハラ問題

 栃木県小山市議選が21日に投開票され、同市議会からセクハラ問題などで15回の辞職勧告を受けた現職角田良博氏(69)が落選した。8期目を目指したが、かなわなかった。

 市議会は2015年9月以降、市の女性職員に対するセクハラ行為などを理由に辞職勧告を繰り返し決議。角田氏は「潔白だ」として応じてこなかった。

 女性職員は慰謝料などを求めて提訴。角田氏の一部行為を認めて33万円の支払いを命じた判決が昨年9月、確定した。


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