東京・池袋の事故で2人死亡 親子か、80代男性を聴取

歩行者が巻き込まれた交通事故の現場を調べる警察官=19日午後1時38分、東京都豊島区

 東京・池袋で約10人が乗用車にはねられるなどして負傷した事故で、警視庁は19日、心肺停止状態だった親子とみられる女性と女児が死亡したと明らかにした。警視庁は、運転手の80代男性に話を聴くなどして、当時の状況を詳しく調べている。

 警視庁や東京消防庁によると、乗用車は、片側2車線の都道を池袋から護国寺方面へ進行。横断歩道で1人をはね、約70メートル先の交差点に進入すると、ごみ収集車に衝突した。他にも複数の歩行者らが巻き込まれた。

 死亡したのは、30代の女性と女児といい、警視庁が身元の確認を進めている。他に70〜80代の男女3人が重傷という。


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