U18W杯へ木製バットで紅白戦 高校日本代表候補合宿

東邦・石川昂弥投手(左)と打撃について意見交換する大船渡・佐々木朗希投手=奈良県

 今夏に韓国で開催される野球の18歳以下によるU18ワールドカップ(W杯)の高校日本代表1次候補による研修合宿の第2日は6日、奈良県内で紅白戦などが行われ、実戦形式で木製バットへの適応などに励んだ。

 フリー打撃ではバットを折る選手などもいたが、実戦形式では鋭く捉えた当たりもあった。甲子園大会の出場経験がなく、150キロを超える直球で注目が集まっていた大船渡(岩手)の佐々木朗希投手は、紅白戦で6打者連続三振を奪い、バックネット裏に構えたプロ野球中日のスピードガンでは最速163キロをマークした。

 合宿は7日まで行われる予定。


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