2019年3月27日 09:19 | 無料公開
26日、ジュネーブで記者会見するフォード米国務次官補(共同)
【ジュネーブ共同】フォード米国務次官補(国際安全保障・不拡散担当)は26日、ジュネーブで記者会見し、核兵器禁止条約は世界の安全保障の現実を意図的に無視していると非難した。推進派が目指す早期発効も「当初の予想より厳しいようだ」と述べ、条約支持が広がっていないとの見方を示した。
推進派は、2020年春の核拡散防止条約(NPT)再検討会議までの核兵器禁止条約発効を目指している。発効には50カ国・地域の批准が必要だが、まだ半数にも届いていない。