広島中3、下着脱がされ不登校に いじめ「重大事態」第三者委設置

 広島県呉市の市立中学3年の男子生徒(15)が下着を脱がされるなどのいじめで不登校になったことが26日、分かった。同市教育委員会は、いじめ防止対策推進法で規定する「重大事態」に該当する可能性があるとして4月にも第三者委員会を設置する方針。

 市教委によると、男子生徒は2017年11月、校内で同級生からズボンや下着を脱がされた。昨年4〜5月、計13日間欠席して同6月に心療内科を受診、現在も治療中。

 市教委は17年12月にいじめと認定。保護者から昨年6月に「重大事態に当たるのでは」と申し立てがあり、聞き取り調査を実施し、今年1月に第三者委員会の設置を決めた。


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