東証、午前終値2万1362円 急落の反動、一時400円超上昇

 26日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発し、節目の2万1000円台を一時回復した。前日の急落の反動で買い戻しの注文が先行し、上げ幅は一時400円を超えた。

 午前終値は前日終値比385円49銭高の2万1362円60銭。東証株価指数(TOPIX)は35・50ポイント高の1612・91。

 前日の25日は前週末比650円安と終値としての下げ幅は今年最大となり、2万1000円を割り込んだ。欧米の製造業景況指数が悪化し、世界経済の減速懸念が強まったためだ。「投資家はなお不安を抱えている」状況だが、26日は割安感の出た銘柄を中心に買いが集まった。


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