警察相談、最多の220万件 特殊詐欺や不審者情報

緊急対応を必要としない警察への相談件数

 2018年中に全国の警察に寄せられた、110番とは別の緊急を要しない「相談」件数は前年比12万6060件増の220万8229件で、過去最多だったことが25日、警察庁のまとめで分かった。近年は増加傾向にあり、15年以降は200万件を超える高い水準が続いている。

 担当者は「特殊詐欺や不審者情報などへの社会的意識の高まりが関係しているのではないか」と分析している。

 内容別では、「振り込め詐欺ではないか」などの刑事事件関連が4万1471件増の30万3407件(13・7%)、「不審者の情報がある」などの被害防止関連も7242件増え26万2762件(11・9%)。


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