2019年3月24日 19:55 | 無料公開
王子との「メモリアルマッチ」を終えた上野拓紀主将(手前)ら日本製紙の選手たち=24日、東京・DyDoアリーナ
廃部が決まっているアイスホッケーの日本製紙が24日、東京・DyDoアリーナで王子との「メモリアルマッチ」に臨み、アジア・リーグなどで争ってきた長年のライバルとぶつかり合った。
約70年の歴史を持つチームの最後の試合。席を埋めた約1800人のファンが声援を送った。存続を求めるファンの署名活動では1月から9万人以上が集まり、今月末に本拠地の釧路商工会議所に提出するという。
試合は5―5からのペナルティーショット(PS)戦で王子が勝利。有終の美は飾れなかったが、日本製紙の小林弘明監督(47)は「十分に楽しめた。感謝の気持ちでいっぱい」としみじみ語った。