米、19年物価予想引き下げ FRBが経済見通し公表

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者による経済見通しを公表した。FRBが物価の目安とする個人消費支出(PCE)物価指数は2019年に1・8%上昇すると予想し、昨年12月予想(1・9%上昇)から下方修正した。目標の2%を下回ると見込んだ。

 19年の失業率は3・7%になると見込んだ。昨年12月時点の3・5%と比べると悪い予想になった。失業率は20年に3・8%、21年に3・9%と、徐々に上昇していくと予測した。


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