東証小幅反発、42円高 米FOMC控え、模様眺め

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んでもみ合った後、小幅に反発した。終値は前日比42円07銭高の2万1608円92銭。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、模様眺めの雰囲気があった。期末配当狙いの買い注文が入った一方、米中貿易協議で調整が難航しているとの観測が重荷となった。

 東証株価指数(TOPIX)は4・16ポイント高の1614・39。出来高は約11億4500万株。

 3月期決算企業の期末配当や株主優待を受け取る権利の確保を図った買いの動きがみられた。平均株価は小幅な推移が続いたが、終値は約2週間ぶりの高値を付けた。


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