米通信記者への非難を事実上撤回 韓国与党、批判受け実名削除

 【ソウル共同】韓国の与党「共に民主党」は19日、米ブルームバーグ通信の特定の記者名を挙げて報道を非難する論評を出したことについて「適切な表現だったのか反省の余地がある」として、論評から実名などを削除すると発表した。国内外メディアの批判で事実上の撤回に追い込まれた。

 韓国大統領府も19日、「記者個人の安全が脅かされる状況は、絶対に同意することはできず、あってはならないことだ」とする見解を発表した。

 同通信は昨年9月、文在寅大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の「首席報道官になった」と報道した。


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