東証小幅反落、終値17円安 FOMC控え様子見ムード

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅に反落した。終値は前日比17円65銭安の2万1566円85銭。米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えて様子見ムードが広がる中、利益確定の売りに押された。

 東証株価指数(TOPIX)は3・45ポイント安の1610・23。出来高は11億400万株。米国の金融政策を議論するFOMCの結果を見極めたいとする投資家が売買を手控え、売買代金は2日続けて2兆円を割り込んだ。

 英国の欧州連合(EU)離脱を巡る先行き不透明感などを背景に短期的な利益を確定させる売りが出て、朝方には一時、下げ幅が150円超となった。


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