沖縄知事と首相、19日に会談 辺野古、土砂投入中止求め

 沖縄県の玉城デニー知事は、19日に官邸で安倍晋三首相と会談する。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、政府が25日にも予定する新たな区域への土砂投入の中止を求める。玉城氏が18日、訪問先の宜野湾市役所で記者団に明らかにした。

 会談は県側が申し入れた。玉城氏は、新区域を含めた埋め立ての全面中止と、2014年2月を起点に5年以内とされる運用停止期限が過ぎた普天間の早期閉鎖、返還を要求する。辺野古移設を巡る協議の場を設けることも要請する。

 首相と玉城氏の会談は1日以来で、昨年10月の知事就任後4度目となる。


  • LINEで送る