介護施設元職員を再逮捕へ、岐阜 87歳女性に傷害致死容疑

 岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で2017年夏、入所者5人が相次いで死傷した事件で、高山署捜査本部は、うち当時91歳だった女性に対する傷害容疑で逮捕した元職員小鳥剛容疑者(33)を、勾留期限の24日にも、87歳で死亡した女性への傷害致死容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で23日、分かった。

 捜査関係者によると、小鳥容疑者は17年8月12日、中江幸子さんに何らかの暴行を加えてあばら骨を折るなどし、翌13日に、骨が肺に刺さって血液がたまる外傷性血気胸で死亡させた疑いが持たれている。


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