県民投票前に辺野古で交流 工事停止請願の日系4世

沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート近くのテントで取材に応じるロバート梶原さん(中央)=22日午前

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を問う24日の県民投票まで沿岸部の埋め立てを停止するよう請願運動で呼び掛けた、ハワイ在住の人権活動家で日系4世のロバート梶原さん(32)が22日、移設先に隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート前を訪れた。梶原さんは抗議活動を続けている地元住民らと交流を深めた。

 雨が降る中、ゲート前で梶原さんはマイクを握り「ここで座り込みをしている皆さんが私たちに勇気を与え、世界中が辺野古に興味を持つきっかけをくれた」とあいさつ。「辺野古新基地建設を止めて、沖縄を守るための行動を続けていく」と決意を訴えた。


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