横領公判でデヴィ夫人意見陳述 「正当な裁き受けて」

 タレントのデヴィ夫人(79)が代表を務める芸能事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」(東京)の運営費を着服したとして、業務上横領罪に問われた事務所の元経理担当辻村秀一郎被告(61)の公判が21日、東京地裁で開かれ、デヴィ夫人が「正当な司法の裁きを受けるべきです」と意見陳述した。検察側が懲役4年6月を求刑し、結審した。判決は3月5日。

 デヴィ夫人は、横領の一部しか罪に問われていないと訴え「落胆し、絶望した。到底納得できません」とも述べた。

 これに先だって行われた被告人質問で、辻村被告は動機を「夫人の困る顔が見たかった」と説明した。


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