東証、午前終値は2万1402円 利益確定売り、円高ドル安も重し

 21日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに反落した。株価上昇が続いたことから、いったん利益を確定する売り注文がみられた。下げ幅は一時100円を超えた。円相場の円高ドル安傾向も重しとなった。一方、20日の米国株高は明るい材料で、買いが優勢となる場面も。

 午前終値は前日終値比28円80銭安の2万1402円69銭。東証株価指数(TOPIX)は3・68ポイント安の1609・79。

 平均株価は前日までの3営業日で計500円余り上昇、反動で売りが出た。21日からの米中閣僚級貿易協議の行方を見極めたいとの思惑で、積極的な取引は手控えられた。


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