2019年2月21日 09:22 | 無料公開
ジャンプラージヒルの公式練習で調整する小林陵侑=インスブルック(共同)
【インスブルック共同】ノルディックスキーの世界選手権は20日、オーストリアのゼーフェルトで開幕し、ジャンプ男子でワールドカップ(W杯)個人総合首位の小林陵侑(土屋ホーム)はインスブルックのラージヒル(ヒルサイズ=HS130m)で初めての公式練習を行った。1回目は118mにとどまったが、2回目は124mとまずまずの飛躍だった。
17日のW杯個人第22戦で11勝目を挙げ、勢いに乗る。今季の活躍で本場の欧州でも人気が急上昇し、この日もサインや写真撮影を求められていた。小林陵は23日の本戦に向け「まだ練習がある。しっかりやっていければ」と足元を見つめた。