2019年2月20日 21:26 | 無料公開
2018年7月、市民団体側に返還された徴用工像=韓国・釜山の国立日帝強制動員歴史館(共同)
【ソウル共同】日本の植民地支配に抵抗して起きた1919年の「三・一独立運動」から100周年となる3月1日に合わせ、韓国の労働組合などでつくる市民団体が南部釜山の日本総領事館前に、かつて日本に徴用された労働者を象徴する像の設置計画を進めていることが20日、関係者への取材で分かった。
実際に設置されれば日本政府の反発は必至だ。この団体は昨年も設置を試みたが、警察に阻止されるなどして実現していない。当時、韓国政府は外交公館の保護などの観点から総領事館前の設置は不適切だとの立場を取っていた。