2019年2月20日 20:06 | 無料公開
三重県鈴鹿市が生活保護の申請を受け付ける際、別人への誤支給などを防ぐためとして一部の申請者の顔写真を撮影していたことが20日、市への取材で分かった。市は「違法性はないと認識しているが、応じなければ受給できないと考える人がいる可能性もある」として、顔写真以外の本人確認方法を検討する。
市によると、撮影は不正受給や誤支給を避ける目的で、2009年12月に開始。顔写真付きの身分証明書を持っていない場合などに限り、申請者の同意を得た上で、主に市役所内の個室や申請者の自宅で撮影していたが、他の来訪者がいる窓口で撮影したこともあった。