東証、午前終値2万1452円 米中交渉の進展期待で続伸

 20日午前の東京株式市場は、米中貿易摩擦の解消を目指す交渉の進展に期待する買いが強まり、日経平均株価(225種)は続伸した。前日の米国市場が堅調に推移し、円安進行も好感された。上げ幅は一時200円に迫り、昨年12月17日以来、約2カ月ぶりの高値を付けた。

 午前終値は前日終値比149円60銭高の2万1452円25銭。東証株価指数(TOPIX)は7・44ポイント高の1613・96。

 19日から米ワシントンで始まった米中両政府の事務レベル協議の行方に関心が集まった。

 トランプ米大統領は、協議の内容次第では、3月1日の交渉期限を延長する考えを表明している。


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