ANA、燃料サーチャージ値下げ 4月発券分から、価格低下で

 ANAグループの全日本空輸とエアージャパンは18日、国際線の利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を4月発券分から引き下げると発表した。算定根拠となる昨年12月から今年1月の燃料価格が下がったため。

 北米、欧州路線は片道1万500円安い7千円、ハワイ、インドは7千円安い4千円、タイ、マレーシアは5500円安い3千円となる。フィリピン、グアムは3千円引き下げ2千円、中国、台湾は3千円安い1500円、韓国は1200円引き下げの300円。

 燃油サーチャージは燃料の高騰分の負担を旅客に転嫁する制度。


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