印で初の準高速鉄道、牛と衝突か 「一番列車」車輪に不具合

15日に行われたインド初の準高速鉄道の記念式典。手旗を持つモディ首相(中央)=ニューデリー(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】15日に運行を始めたばかりのインド初の準高速鉄道の「一番列車」がいきなり車輪の不具合に見舞われた。国民の約8割を占めるヒンズー教徒が神聖視する牛と衝突したのが原因とみられる。18日までに地元メディアが伝えた。

 一番列車の出発式は15日に首都ニューデリーでモディ首相も出席して開かれた。終点となるヒンズー教の聖地バラナシに到着後、引き返す途中に不具合が発生したという。

 地元メディアによると、17日からの営業運転に支障はなかった。準高速鉄道は両都市間を最高時速約180キロで結び、所要時間は約8時間と現在より3時間以上短縮されるという。


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