体操連盟、団体を5人に変更検討 パリ五輪から

2018年10月の世界体操の男子団体総合で3位となり、表彰式に臨む日本の(左から)谷川航、田中佑典、萱和磨、白井健三、内村航平=ドーハ(共同)

 【ジュネーブ共同】国際体操連盟(FIG)が、2020年東京五輪は1カ国・地域4人で争う体操男女の団体総合を24年パリ五輪は5人に戻す案を検討していることが14日、分かった。19、20日のFIG理事会で承認されれば、最終決定を諮る5月の評議員会に提案する。日本男子が金メダルに輝いた16年リオデジャネイロ五輪では1チーム5人だった。

 より多くの国・地域の参加を促す狙いで東京五輪は個人の出場枠を広げて団体の枠を削減したが、予選方式が複雑との指摘を受けて見直しに着手した。東京五輪では個人枠を含めた出場枠が、1カ国最大6に増えた。


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