欧州ワイン、2月1日に値下げ イオンとセブン、EPA発効で

イオンが値下げする欧州産ワイン

 イオンとセブン&アイ・ホールディングスの大手流通2社は24日、欧州産ワインを値下げすると発表した。日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効する2月1日に下げる。発効によりワインの関税が即時撤廃されるため、値下げで消費者にアピールする。値下げ幅は両社とも1割程度としている。

 アサヒビールなども既に欧州産ワインの値下げを表明。大手流通2社の追随で、ワイン値下げは日欧EPAで消費者に恩恵が及ぶ代表事例になりそうだ。

 イオンは最大330種類を平均で約1割値下げする方針。

 セブン&アイはプライベートブランド「セブンプレミアム」の3種類を値下げする。


  • LINEで送る