タイ、選挙戦に本格突入 政党が政策や公約発表

24日、バンコクの党本部で記者会見後、ポーズをとる「国民国家の力党」のウッタマ代表(中央)や党幹部ら(共同)

 【バンコク共同】タイで軍事政権から民政移管するための下院総選挙が3月24日に決まったことを受け、親軍政の政党や対立するタクシン元首相派政党の代表らは24日、相次いで記者会見し、政策や公約などを発表した。約2カ月にわたる選挙戦が本格的に始まった。

 親軍政政党「国民国家の力党」のウッタマ代表は、首都バンコクの党本部で会見。「われわれは政治対立を解消するための政党だ」と述べ、死傷者を出すような衝突を繰り返してきたタクシン派と、民主党などの反タクシン派による長年の対立に終止符を打つことができる政党だと強調した。


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