トラック運転中に意識喪失、青森 空自、衝突事故で全隊員調査へ

住宅に突っ込んだ航空自衛隊のトラック=2018年11月7日、青森県おいらせ町

 航空自衛隊は24日、青森県おいらせ町で昨年11月、航空自衛隊三沢基地(同県三沢市)のトラックが道路脇の住宅に突っ込んだ事故は、運転していた30代の3等空曹が直前に意識を失ったことが原因だったと公表した。突発的な意識喪失を招く病気についての教育や、全隊員の臨時調査を実施する。

 空自によると、3曹は「気付いた時には民家に突っ込んだ後だった」と話している。全隊員の病気への知識を高め、相互に気付く態勢を整える必要があると判断した。

 トラックは昨年11月7日午前、日米共同訓練を終え、同県八戸市方面から三沢基地に戻る途中の国道338号で、道路左脇の住宅に突っ込んだ。


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